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第270回 月例会 (2020年度2月)

2月の例会では、あつかいにくいと思われがちな発音・音声指導についてとりあげます。まず、前半では大学で「日本語の発音」という授業を担当されてきた丸山秀夫さんに、何をどのように指導してきたのか、授業実践のご報告をしていただきます。また、後半は大学院でタイ語の音声について研究していらっしゃる山田望さんにも加わっていただき、参加者のみなさんといっしょに日本語音声教育に関する情報を共有、ディスカッションしたいと思います。みなさんがどのような工夫をして発音を指導していらっしゃるかも教えていただけたら幸いです。

テーマ​: 学生の発音、どうしてますか? 発音・音声についてゆる〜く討論する会
発表者: 丸山秀夫(パンヤピワット大学)、山田望(チュラーロンコーン大学言語学科博士課程)

日時  :2021年 2月 20日(土)10:00-12:00
実施方法:オンライン(zoom)

定員  :90名(申込多数の場合、会員およびタイ国内の非会員を優先)

参加費 :会員無料、非会員40バーツ
使用言語:日本語

第269回 月例会 (2020年度1月)

今回の例会では、授業実践の中ででてきたアイディアや課題などを自由に話します。5人の報告者の話を聞いてから、ご自身の興味があるテーマのグループに入って、気軽におしゃべりしましょう。テーマは次の5つのテーマです。

  1. 効率的なフィードバックって?

  2. 作文の評価の仕方

  3. ゲストを招いた活動、交流会のコーディネート

  4. かなカナ・漢字・タイピング

  5. 発音・音声ってどうしていますか?

 みなさんのご参加をお待ちしています!

テーマ: 授業実践おしゃべり会

日時  :2021年 1月 16日(土)10:00-12:00
実施方法:オンライン(zoom)

定員  :40名(申込多数の場合、会員およびタイ国内の非会員を優先)

参加費 :会員無料、非会員40バーツ
使用言語:日本語

第268回 月例会 (2020年度12月)  ワークショップ

「話す」テストといっても、学習者のレベルや、どんな授業(ディスカッション、スピーチ、プレゼン、ビジネス​会話など)かによって、さまざまなものがあります。設定するタスクや、評価基準の立て方、実施にかかる時間や手間などの面で、試行錯誤されているのではないでしょうか。
 そこで、今回のワークショップでは、みなさんの「話す」テストを持ち寄っていただき、ほかの参加者と協力して、みなさんのテストをよりよくするにはどうしたらいいかを一緒に考えたいと思います。「話す」テストについて悩んでいる方、ほかの人といっしょに考えたい方、ぜひご参加ください。

テーマ​:「話す」テストを考えよう〜実践持ち寄り会〜

日時  :2020年 12月 19日(土)9:30-12:30
実施方法:オンライン(zoom)

定員  :40名(申込多数の場合、会員およびタイ国内の非会員を優先)

参加費 :会員無料、非会員40バーツ
使用言語:日本語

第267回 月例会 (2020年度11月)

 日系企業で日本語教育を担当している田中菜見子さんに、企業内での日本語教育実践についてお話いただきます。前半は、田中さんが試行錯誤を繰り返しながら見えてきた就労者への日本語教育の一つのあり方についての報告、後半はそれをふまえて、参加者のみなさんと、日本語教育におけるビジネス日本語とは何か、その中での日本語教師の役割とは何かを一緒に考えます。なお、田中さんには2019年度年次セミナーでのご発表をいただいておりますが、今回は時間をたっぷりとって、3月以降の実践も含めてお話いただきます。年次セミナーで発表を聞いた方も聞かなかった方も、ぜひご参加ください。

テーマ​:​ ビジネス日本教育とは?
発表者: 田中菜見子

日時  :2020年 11月 21日(土)10:00-12:00
実施方法:オンライン(zoom)

定員  :90名(申込多数の場合、会員およびタイ国内の非会員を優先)

参加費 :会員無料、非会員40バーツ
使用言語:日本語

第266回 月例会 (2020年度9月)

 

 「今、高校で教える教師が交流できる機会があまりないのではないか」という今年度第一回の例会に先立って行われた「Zoomおためし会」の参加者からの声から生まれた企画です。今回は、高校にお勤めの荒砂陽子さん、長尾俊哉さん、福田智之さんに話題提供者になっていただき、高校の日本語教育について参加者のみなさんと一緒に考えたいと思います。高校からの既習者を受けれる日本語専攻科が多い大学で教える方にとっても、語学学校等で教える方も、高校の日本語教育について知ることは意味のあることだと考えます。高校の先生はもちろん、どなたでも奮ってご参加ください。

テーマ: ​高校の先生、集まれ! 〜高校の日本語教育について考える情報交流会〜
発表者: 荒砂陽子(Satit Bilingual School of Rangsit University)、長尾俊哉(トリアムウドムスックサーパタナカーンラーチャダー校)、福田智之(ベンジャママハラート校)

日時  :2020年 9月 19日(土)10:00-12:00
実施方法:オンライン(zoom)

定員  :90名(申込多数の場合、会員およびタイ国内の非会員を優先)

参加費 :会員無料、非会員40バーツ
使用言語:日本語

第265回 月例会 (2020年度8月)

 

​ 発表者は「言語教育は言語活動によって新たな主観を作り上げていく過程である(小川2007)」と考え、本発表で主観を育て鍛える言語活動として「作文」を取り上げ考察する。
 かつて、日本には生活綴方運動という教育運動があった。これは教育実践の核に「書く」ことを置き、生活に目を向け、生活について考え、感情を深くし、疑問を持ち、学び、行動を作った教育運動だった。そしてこの教育運動は学ぶ主体を育て、社会的主体として成長させるものでもあった(奥平 2008, 2013)。
 本発表では生活綴方の実践者であった深澤と学習者として体験し日本語教育の中で実践している松島が「主観」をキーワードに、生活綴方の理念と技法を紹介する。そして、参加者と改めて日本語教育における「作文」指導の意義と内容を考察し、言語形式の習得を目的化してきた日本語教育の態度そのものを見直したい。

テーマ: 「主観」を育む作文実践を目指して 〜今、生活綴方教育から日本語教育が学べること〜

発表者: 深澤伸子​(タマサート大学日本研究大学院日本研究プログラム/タイにおける母語・継承語としての日本語教育研究会(JMHERAT))、松島調(早稲田大学/一般社団法人日本語教育支援協会 ほか)

日時  :2020年 8月 15日(土)10:00-12:00
実施方法:オンライン(zoom)

定員  :90名(申込多数の場合、会員およびタイ国内の非会員を優先)

参加費 :会員無料、非会員40バーツ
使用言語:日本語

第264回 月例会 (2020年度7月)

 「コーパス」という言葉は聞いたことがあっても、どうやって使えばいいかわからないという人は多いのではないでしょうか?コーパスは研究のためだけにあるのではなく、うまく活用すれば教師・学習者共に非常に有用なツールとなる可能性があるものです。様々なジャンルの具体的な日本語コーパスと使用上の注意点を解説するとともに、実際に活用例についてみなさんで意見交換を行いましょう。

テーマ: 日本語コーパスの活用法

発表者: 山田望​(チュラーロンコーン大学言語学科博士課程)

日時  :2020年 7月 18日(土)10:00-12:00
実施方法:オンライン(zoom)

定員  :90名(申込多数の場合、会員およびタイ国内の非会員を優先)

参加費 :会員無料、非会員40バーツ
使用言語:日本語

第263回 月例会 (2020年度6月)

 コースの途中からオンライン授業に変えなければいけなくなった鈴木さんとコース開始前日に全てオンライン授業にと言われて開始した岡村さんが、実際に行った授業とその試行錯誤をそのままお話しします。それを踏まえて参加者とオンライン授業について考えます。

テーマ: オンライン授業の実践

発表者: 鈴木ルリ子(シーナカリンウィロート大学)、岡村紗奈(チェンライ・ラチャパット大学)

日時  :2020年 6月 20日(土)10:00-12:00
実施方法:オンライン(zoom)

定員  :90名(申込多数の場合、会員およびタイ国内の非会員を優先)

参加費 :会員無料、非会員40バーツ
使用言語:日本語

※ 例会終了後(12:10 - 12:40)、2020年度総会を開催

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